受け口(反対咬合)の原因

そもそも、人種的に、アジア系は欧米系に比べ、受け口の多い事が知られています。また、口の中を見ますと、受け口の場合、舌が通常より低い位置で機能しています。
その舌の力は、下あごを前に押し出すように働きます。それが、受け口の大きな原因の一つであると考えられています。
クリニック情報
ムーシールドの開発者である
柳澤宗光の診療クリニックです。
〒182‐0024
調布市布田4‐19‐1
ライオンズプラザ調布405
TEL : 0424‐85‐6674 (予約制)
こちらでも矯正相談・診療致しております。
〒180-0004
東京都武蔵野市
吉祥寺本町4-18-6
TEL : 0422-20-6794
【講演情報】
2009年2月21日、22日
九州矯正歯科学学会
ムーシールドは、成長期の受け口(反対咬合)の治療を目的とした医療用矯正装置です。
そもそも、人種的に、アジア系は欧米系に比べ、受け口の多い事が知られています。また、口の中を見ますと、受け口の場合、舌が通常より低い位置で機能しています。
その舌の力は、下あごを前に押し出すように働きます。それが、受け口の大きな原因の一つであると考えられています。
ムーシールドは、マウスピース型の矯正装置です。
就寝中、口の中にくわえる様にして使用します。口の中に装着することにより、低い舌の位置を自動的に、上にあげる様に訓練します。
また同時に、口廻りの筋機能のバランスも整えます。その結果、上あごの成長を促し、下あごの成長を抑える様に働きます。
ムーシールドは、歯科医師の診査診断により処方され、受け口を治療するための医療器具です。
受け口の治療開始時期は、より早期からであることが望ましいと考えられています。
ムーシールドの場合、寝ている間に口に装着するだけなので、不快感や痛みがありません。
そのため、3歳児という低年齢からの受け口(反対咬合)治療が可能となりました。
ムーシールドは、1982年、柳澤宗光(調布矯正歯科クリニック院長、柳澤歯科医院(吉祥寺)副院長)により開発されました。
その後、1985年、日本矯正歯科学会大会(新潟)での学会発表を初めとして、米国矯正歯科学会等、多くの学会にて発表されてきました。
また、全国、地方新聞各紙で報道され、テレビでも、(スマステーション「最新医療特集」(2008年3月1日))放映され、広く理解されるようになりました。
2009年1月現在、3万人を超える子供達が、ムーシールドによる治療を受けている、あるいは、受けたと推定されます。